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経済性も考慮して?

今製作している楽器は 
現在の標準とされるモデルから あえて外してデザインしています

現在の標準とされるヴァイオリンのデザインや寸法が
どこまでが「必然的」なものであり
どこまでが「迷信」なのかを探るためです

アウトラインの研究では  「ビヨーム型」でありさえすれば
どんなデザインも フォノグラム的には許される可能性があるということを見ました

ここで「ビヨーム型」とは 内側に「くぼみ」がなく 連続変形すれば「円」になるような形で
滑らかな「曲線」でできていることです
詳しくは過去記事:アウトラインの研究へ

内型を作っている時に「はた」と気付くことがありました
ヴァイオリンのアウトラインのデザインの秘密が
経済性」によるものであることがわかったのです
(こういうことは 実際に手を動かして確かめるまでは気付かないかもしれません)

R0015635.jpg
左が 今製作中の楽器です
底の部分が丸っこいのが特徴です
右は 標準的なヴァイオリンのモデルです
底の部分が右側の楽器に比べて平らなことに気がつきます
(左はヴィオラサイズなので大きさは一回り大きいです)

左は 底が丸いため ブロックに使う材料が
少し多めに使うことになってしまいます
(ネック側のブロックも同様)
右は 底が平らなため ブロックに使う材料が
少なくてすみます

ようは「ケチった」結果なのでした

ストラディヴァリ以前は 標準というものはありませんでした
今の車や 携帯電話のように 頻繁に「モデルチェンジ」
がなされていたようです
そのような中で 現在の標準というものが出来た要因のひとつに
「経済性」というものがあったのです

一切の無駄を省いた「経済性」は
「美しさ」も備えていたのです

R0015634.jpg
(底が丸っこいのが特徴 通称:もも
桃みたいだから)

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Comment

写真と文章の右、左逆
っす。
  • 2011/09/11 20:53
  • つちてる
  • URL
No title
ほんとうだ~ サンキュー
直しときます
  • 2011/09/11 23:38
  • おにょ
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