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音響対称性 と 停止条件(2)                  始まりも終わりもない曲をどう作曲する?

もし、わたしが物理学者にならなかったら、おそらく音楽家になっていたでしょう。わたしはよく音楽のようにものを考えます。
音楽のように白昼夢を見ます。音楽用語で人生を理解します。
わたしは音楽から人生のほとんどの喜びを得ています。

by アルバート・アインシュタイン


共鳴版のある点における振動数分布状態を周囲に拡張していくように、
音を聞きながら削っていくとします。
この時、完全に同じにしなくても、お互い協和関係になっていさえすれば暫定的に拡張することができます。
これは、あるコードから別のコードに進行する仕方が無数に存在することと同じです。
(といってもそんなに多くあるわけではありませんが)
もちろん、共鳴版というものはそれ自体、閉じた平面であるわけですから、部分だけ繋いで行っても
いつかどこかで矛盾が起きてしまい、不協和な関係のところが生まれてしまいます。
作曲をする方は、この「矛盾の解消」という意味が解ると思います。
音楽は時間芸術ですから、うまく解消する方法があります。
初めがあり終わりがあるという意味です。

しかし、共鳴版上に生じる、音楽的矛盾というものは、消しきることができません。
まるで無限の割り算をするようなことになってしまいます。

そういった音列集合を繋いでいくすべての可能性について調べたものが
フォノグラムのこの複雑な渦巻き図形なのです。

fig22_20130220134140.jpg



結局は、等音面以外は必ず、矛盾が生じてしまいます。
渦が秩序と秩序の衝突するところにあるわけですから、
渦を消していけば矛盾が解消され、いつか
等音面に収束していくということがわかると思います。

そして、それが、全ての音をまんべんなく含んだもの(ホワイトノイズ
)以外ありえないことも論理的にわかるはずです。

ある意味、とても複雑な作曲をしていることと同じことになります。
文字どうり、音楽が楽器の形を決めていると言えます。

bcxd.jpg


粘菌などが自己を繁殖させていく様子がとても似ています。
局部的な情報から、快であるか不快であるかという単純な選択によって触手を伸ばし、その情報を
全体の情報としてフィードバックする。
また、全体の情報から局部に情報をフィードバックする。
こんなことができるのはフォノグラフィックな情報伝達(フラクタル情報伝達性)だけです。

gtyuhg.jpg



さて、音響対称性という概念を人間の身体に当てはめていったら何が言えるでしょうか?
人間の身体も皮膚膜によって張られた太鼓のような楽器と見立てます。
皮膚膜の緊張と弛緩により、皮膚膜上の各点の振動数分布(タッピングトーン)が異なります。
骨と肉は音が違うにきまっているという方は、腕の肉の部分だけで音の違いを比較してみてください。

鍼灸などの東洋医学は、身体の等音面を実現させる技という見方ができます。
コンパクトな等音面(たとえば張力一定な風船)などは、
面の法線方向に仮想的なベクトルを用意すると必ず仮想的な一点でぶつかるはずです。
等音面でなければ、子の法線方向のベクトルは一点でぶつかることができません。

わたしは、その仮想的な点のことが「丹田」の正体であると確信しています。
そして、それが崩れていけば、法線方向のベクトルも崩れ、
そして、等音面は音響対称性を失うことになり、結果、乱れたフォノグラムが書き取れることになります。

その乱れた皮膚膜の緊張度の違い、音の違いを
ツボや硬穴の概念でとらえたのが東洋医学であるということもできます。

チャクラの概念もそうです。
これらは、音響対称性の低い、部分に分離した等音面ということができます。
この分離状態を、なぜか有難がっている奇特な人たちがいます。
楽器では、トルコのケメンチェなど、呪術的な音色を出すもののフォノグラムがちょうど対応しているのはなかなか面白い気はしますが、、、。

rerer.jpg
(これはヴィオラ ダ モーレ の一種ですが、このアウトラインでは等音面を作ることができません。内側に凸のところが共鳴版を二つに分けるように働いてしまいます。どうしても統一体を作ることができません。いくつかの中心ができてしまいます。チャクラがあるというのは、未だ統一体になっていないことを意味しています。)

楽器の音色などを、音響対称性とフォノグラム図形のパターンに対応させることで、
楽器のキャラクターごとに分類できると思います。

同じように、身体の音響対称性とフォノグラム図形を対応させることにより、
病気、個性、精神状態のキャラクターを分類できるかもしれません。
東洋医学ではこのようなことを別の概念で分類説明しています。

楽器のフォノグラムを調べ、等音面、音響対称性などの概念にたどり着きました。
抽象概念に一旦引き上げることで、身体の経絡現象の解明に向かうことができるようになります。
また、今まであいまいだった東洋医学の概念に、厳密な数学と量の概念で抑え直すことが可能になります。

楽器と身体の根本的な違いはどこにあるでしょうか?

それは、身体のフォノグラムは常に動いているということです。
渦がいつも移動しています、台風がゆっくりと海上を移動するように。

ところで、身体の皮膚膜を理想等音面にしたら、
心身はいったいどんな風にそれを感じるでしょう?

jijiku.jpg


その時の意識の状態とは?



 つづく



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Comment

今やっと、あのきれいなデータ結果がすごいっていうのが、なんとなく、わかった気がします・・・何となくですけど・・・。

この話、最後まで読み終わるのに結構時間かかりました笑。
音と体の反応で曲が出来上がっていくのが作曲の一番理想的で一番難しいやり方やと思うんです。
心の状態が音にうまく乗らへん時とか、めtttっちゃ心の状態の響きを、音を鳴らさずに(音鳴らすと一瞬で引っ張られてしまう時があるから)イメージしてイメージしてイメージして、気づいたら寝てしまってるっていう・・・笑。そして起きたら忘れてる。
中心が重力に引っ張られて丹田に降りてしまうからですかね( ̄ヮ ̄)。

音楽理論のスケールも、どうやって出来上がったのかいまいち謎やったんですが、ぱっと見つけたページがちょっと謎を解明してくれるようなしてくれないようなとこがあって、音作りの説明で繋がりそうな気がしたので載せます!!いいんかな?いいか。載せます!!

http://www.yk.rim.or.jp/~kamide/music/theory/#Octave
  • 2013/02/26 12:47
  • ぽにょ
  • URL
音楽理論のスケールも、どうやって出来上がったのかいまいち謎

鋭いです。
実は、まだ記事にしていませんが音列が出てくる順序が決まっています。
それに対応するフォノグラムの図形パターンも決まっています。

つまり、謎の答えがここにあるかもしれないということです。
当分理解できる人がいないだろうという内容については
まだ隠しています。

ポニョさんはとてもいいところを突いてきます。

貼り付けは記事、読んでみます。
ありがとうございます。

音楽は時間芸術ですが、時間感覚が消失した時の音楽ってどんなでしょうか?

なぜ赤ちゃんはホワイトノイズがすきなんでしょう。




  • 2013/02/26 17:41
  • 磐座(イワクラ)のおにょ
  • URL
は!!同時じゃなくて、時間感覚がない状態なんですね。
5,6、次元目をイメージする感覚に近い、未知の領域ですが、楽しい・・・。基本的に時間に縛られないのが楽しい・・・笑。
きっと数学とか音楽とか哲学が楽しいのって、自分の中を探ると見えてくるものがあるからなんですね。

赤ちゃんが経験したことは、自分の経験を辿れば出てくることがありそうな気がします!!
私そういえばすごい赤ちゃんの時のことを覚えてるんです。だから感覚が、鋭い、っていうと自分ではわからへんクセに、って感じですけど笑、なんかあるのかもしれないです!!
産湯の時とか、寝かけてる時の周りの会話とか、抜きたてのコンセントくわえたらいつもの酸っぱい感じじゃなくて痛かったのとか(感電してるー)、きっかけがあればいっぱい思い出すんで、ホワイトノイズ、が、実はまだイマイチわかってないんですが、ちょっと、まずそこから・・・笑。


もう最近どんどん世界が広がってます。
  • 2013/02/26 18:35
  • ぽにょ
  • URL
未生以前の消息。
  • 2013/02/26 18:48
  • 磐座(イワクラ)のおにょ
  • URL
sssssssssっそういうことか・・・・・・・・・。

辿ることってできないんですかねぇ。そこに時間は存在するのか、時間以外の次元があるのか。
  • 2013/02/26 20:45
  • ぽにょ
  • URL
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