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O君 修行日記 ①

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O君が、フォノグラムによるバイオリン制作にチャレンジすることになりました。
まず、ノミを持つ前に、「耳」を鍛えねばなりません。
本当は「耳」どころか「全身」を使って音を「聴く」のですが、とにかく、音に対する感受性と理解を作っていくことが先決です。

ということで、ピアノを使った音階練習をひたすらやってもらいます。

音階練習

両手でd-r-m-f-s-f-m-r-d-m-f-s-l-s-f-m-r-m-f-s-l-s-f-m-.....

と合わせて十本の指を使い、ピアノの端から端まで駆け上がってもらいます。

O君は、木彫専門なので、刃物の使い方は問題ありませんが、音楽は未経験です。
ピアノの鍵盤も触ったことがありませんから、このような単純な音階練習も
ぎこちないのはしかたありません。

この音階練習の意図は次のことにあります。


1 音階練習をすることで、違和感に対する鋭敏さを養う。

   これは、「音がずれている」 という感覚は、「ずれていない感覚」が養われ   て初めて生まれてくるる感覚だからです。


2 両手十本の指、それに関連した全身の筋肉群を起動させるための予備運動。

  これは、いわゆるリハビリテーションです。
  今まで使ったことのない運動をさせるわけですから、体がそれに対応できるまで  の用意をしてあげます。
  これは、そのまま「練功」になります。


3 「指だけは動かしていい」という座禅をさせる。

  彼は落ち着きのない子です。止まることができないのです。
  したがって、動きながらの座禅、「動功」をさせながら、徐々に「静止」を体得  させ  ようという試みです。
  

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(最近、なにやら 「そそう」をやらかしたため 頭を丸めています。アホです。)

私は、隣の部屋で別の作業をしながら、ピアノの音だけを聴いています。
初めぎこちなかった音が次第に、均等な速さ、均等な強さになっていきます。
それは勝手に起こります。

人間の体が無意識に楽な姿勢を探していくからです。
「習うより慣れろ」とはよく言ったものです。



ほんの数日、一日1時間程度でかなりの進歩が見られました。
まず、別のピアノの調弦の狂いに気が付くようになりました。
これはすごいことです。
一週間がたつ頃には、かなり滑らかに弾けるようになりました。


ここでO君の体に何が起きているのか、フォノグラムで調べてみます。

まず、音階練習前のO君の「手のひら」と「手の甲の図形」です。

*フォノグラムはフラクタルな情報のため、手のひらの情報だけである程度、全身の情報を読み取ることができます。*

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練習前の「手のひら」

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練習前の「手の甲」

O君はアトピーだということは以前紹介したとおりですが、この手の甲側に出ている
鍵型模様が、アレルギー反応特有の図形パターンです。
固い木材、ハードメイプルなどからもこのパターンが取れます。

音階練習後、この図形パターンが改善の方向に向いていけば、ピアノによる音階練習は、彼のアトピー改善に有効だということがわかります。


一時間ほど、音階練習した後の彼の手のフォノグラムです。

rensyuugo2.jpg
練習後「手のひら」

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練習後「手の甲」


どうでしょう、鍵型パターンが少しほどけて、
直線の格子パターンになりかけています。

効果が期待できます。

O君に教えるのに、ピアノによる音階練習から始めさせたのには訳があります。

同時にアトピーを改善する目的があったからです。

手のひらを伸縮したり拡張したりする運動が、ちょうど腕、背面などの経絡を刺激して、自己治療になるのです。

音階練習の「音」をモニター替わりにして、自分の心身のコンディションを伺い知ろうというわけです。
ピアノの「音」が綺麗ならば、身体のフォノグラムが綺麗になるはずです。
均等な強さ、均等なスピードで弾くということができるようになるには、身体がの各部位が均等に緊張している状態でないとできません。

「均等な強さ」、「均等な速さ」とは、「絶対静止」の次に来る「静止」です。

つづく。


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