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フォノグラム解析 「形の科学会用」 ②

s-19 人体とフォノグラム
(s-19 人体(A),共鳴版(B))

スライド19

ここで、人間の身体構造に話を移していきます。

人間は、疲れますと、「声」が低くなってしまいます。

また逆に、気分が高揚して、テンションが上がってまいりますと、自然と「声」がツヤツヤして高くなります。

人間の身体というのは、いわば「動く楽器」という見方ができます。

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s-20 身体の音と東洋医学の関係
s-20 人体のフォノグラム(A)、経絡の概念図(B)

スライド20


また、皮膚を叩けば「音」が出ます。

ヴァイオリンと同じように、身体の皮膚上の「音」の分布状態を「フォノグラム」で調べてみます。

すると、これが、東洋医学に当たる「経絡」の概念に相当するようなのです。

「経絡」とは次のようなものです。

*フォノグラムの白点がツボに当たり、
経絡は「フォノグラムライン」であることを強調する。 わかり易い絵を用意する。*



s-21 身体の音と東洋医学の関係
スライド21

この、東洋医学の概念である、「ツボ」や「経絡」等の概念は、
もう一つ実態が明らかにされてこなかったように思われます。

また、東洋医学が何故効果するのかという説明も、
納得のいく説明が今までにされてこなかったように思われます。

少なくとも、物理的な「音」と対応しているという観点は、
「形而上学的」だと思われるこれらの概念に、新しい見方を与えてくれるものであります。

過去数年に渡り、自分自身の体はもちろんのこと、知人、友人の協力で、たくさんのサンプルデータを得ることができました。

経絡理論の古典に「黄帝大經」というものがありますが、フォノグラムこそが「経絡」の実態であると確信するようになりました。

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ここで少し、話を整理してみたいと思います。

s-22 フォノグラム解析へ
(s-22 共鳴版とそのフォノグラム(A)
人体のフォノグラムと経絡(B))


スライド22

身体の皮膚表面の「音」を合わせることが、鍼灸等の治療の目的であるとするならば、
それは、楽器の共鳴版を作ることと同じ原理を使っているということが言えるのです。

すなわち、「音」を合わせることで「カタチ」を補正していくのです。

ここにきまして、ヴァイオリン制作研究と東洋医学の研究が、
フォノグラム解析という同一の視点から研究することができるのです。

もう一度、申し上げれば、「音」から「カタチ」を構成していく
、変化生成がフォノグラムで捉えることができ、
そのフォノグラムを解析することが、
弦楽器制作や、東洋医学研究の「本質的研究」であると主張したいわけであります。

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s-23 フォノグラムの数理的側面
スライド23

次に、フォノグラムを、単に幾何学的に見ていきますと、そこには、非常に豊富な数学的構造が浮かび上がってきます。

はじめに見たときに、どこかで見たことがある図形だと思ったのですが、
それは、数学の複素関数論に出てくる、シュタイナーの円族、対数螺旋、特異点、
また、ジュリア集合やカントール集合等の、フラクタル図形でした。

s-24 シュタイナーの円
スライド24


s-25 渦巻き

スライド25


s-26 フラクタル

スライド26

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s-27 フォノグラムの理解と音の対称性

スライド27

なぜ、こうも全く別のもの、一方は、音の分布図である「フォノグラム」、そしてもう一方は、純粋に、数学的な対象である複素関数論の幾何学が
一致しているのか、とても不思議に思っていました。

決して、数学的対象に、このフォノグラムという現象を当てはめるというわけではなく、なぜ、似たような幾何学的パターンになっているのか?

その理由を探ることで、フォノグラムというものを理解に変えようとして、研究がスタートしたのです。

補足になりますが、同じ幾何学的構造を持つということは、
何らかの代数的構造も同じものがあるだろうと考えるのは自然なことと思われます。

例えば、解析関数の関数要素のような概念はべき級数で表されますが、
形式的には、フーリエ級数で与えられますから、「音」が作る「カタチ」という
フォノグラムの発想に、非常に都合が良いのです。

これは偶然でしょうか?



とにかくここで強調したいのは、
「フォノグラムの挙動は、複素関数論(リーマン面論)と関係があるということ
そして、数理的、幾何学的なパターンが存在しているということは、
何らかの対称性が存在している」ということです。

それは「音の対称性」ということができると思います。

これを明らかにするのがフォノグラム解析研究の目的の一つです。

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s-19 人体とフォノグラム(s-19 人体(A),共鳴版(B))ここで、人間の身体構造に話を移していきます。人間は、疲れますと、「声」が低くなってしまいます。また逆に、気分が高揚して、テンションが上がってまいりますと、自然と「声」がツヤツヤして高くなります。人間...
  • 2012/06/19 16:17
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