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思い出アルバム ~魔法の記憶~ (4)

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彼は、現代人が、その「物質的豊かさ」と引き換えに捨て去ったものを
一つ一つ、丁寧に拾い上げ、紡いでいるかのようでした。

我々は、自然の理に従い、自然に寄り添って生きるという、牧歌的な生活を望んでいました。
「素朴さ」と「単純さ」そして「無邪気さ」がそこにはあります。

「気」というものは大自然と共にあります。
我々の神殿は、高層ビルではなく、森の中にこそありました。

自然から離れれば、我々は、死んでしまうのです。

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人というものは、存在しているだけで、お互いを「無言のうち」に否定しあっている側面があります。
彼の生き方は、現代社会に対するささやかな反逆行為でした。

「人間が善意だけから出発したら、いったい何ができるだろうか?」

その問いかけは、いわば「知性」の否定であり、人に「無邪気さ」だけを求めるものでした。
現代という時代において、至極危険な発想です。
アルカイダの自爆テロ犯にも似た、死装束をまとった「無邪気さ」なのです。

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「理」や「美」を探求する者には
その「精神の強靭さ」を試される時が
必ずやって来ます。

「神」は「神を暴こうとする者」に
その精神のギリギリを差し出せと言わんばかりに迫ってきます。


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彼は、精神の戦いにおいて、最強の戦士でした。
私は、彼を畏れ敬いました。
それは、彼の中にある「大自然」というものに畏怖を感じていたからに違いありません。


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まとめtyaiました【思い出アルバム ~魔法の記憶~ (4)】
彼は、現代人が、その「物質的豊かさ」と引き換えに捨て去ったものを一つ一つ、拾い上げ、紡いでいるかのようでした。我々は、自然の理に従い、自然に寄り添って生きるという、牧歌的な生活を望んでいました。「素朴さ」と「単純さ」そして「無邪気さ」がそこにはあります...
  • 2012/05/21 15:48
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