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思い出アルバム ~魔法の記憶~ (2)

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彼は、この世界を「音楽」を通して理解していました。
私は、彼の言葉を理解するために、「音楽」を学ばなければなりませんでした。

「音楽」とは?

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「音楽」は何のためにあるのか?

「音楽」は死者を弔うためにある。
死者とは、文字どうりの意味もあるが、人間社会における 「物言えぬ弱者」や 
「忘れ去られてしまった存在」
そのようなものの「魂の慰安」のためにある。

そんなようなことを何よりもまず教えられました。

当時の私は未熟な青年でした。
自分の能力を過信し、弱い者に対する「思いやり」のようなものが、育っていなかったのです。


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彼は、いつも私を見透かしていました。
私は、恐ろしくもあり、また、嬉しくもありました。
彼こそが私の求めていた「道」だったのです。


彼は、私の荒れていた「気」を少しずつ「柔和なもの」に変えていってくれました。
私は、「心の平安」というものが、少しずつですが、自分の中に育っていくのを感じました。

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当時、郵便局での深夜のバイト中は、私にとっては修行の場でした。
体に仕事をさせながら、待機時間等に、彼から教えを受けることができました。
肉体的には辛い仕事でしたが、心は天空に飛び立っていました。
まるで長い間、牢獄の中で、老賢人と共に修行をしているモンテクリスト伯のようでした。

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「気感」を育てる修行というのは、ものすごい忍耐力を要求してきます。
それは、まるで「点滴で岩を砕く」ようなものでした。
岩が砕け落ちる前に、ほとんどの人はやめてしまいます。

私と彼は、あらゆる意味で真反対の性格でしたが
共通する性質が一点だけありました。

それは、



「出来るまでやめない」




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