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フォノグラム解析 イントロダクション (3)

さて、実際 フォノグラムを利用しての楽器制作に入ることにします。

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まず、アウトラインを綺麗に揃えて置きます。
(ここでは説明しませんが、アウトラインのタッピングいトーンも全て揃えて置きます。)
青のフォノグラムラインは周辺のタッピングトーンを基準にして採ったものです。
赤のフォノグラムラインは中心のタッピングトーンを基準にして採ったものです。
(よく解らないと思いますが、とりあえず事実として認めてください。とりあえずです、、。)

これは、周辺部分と中心部分のタッピングトーンが違うことを表わしています。
つまり、青と赤のフォノグラムラインが同一のフォノグラムラインを共有するようにしていけば言い訳です。

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青と赤のフォノグラムラインが一致した時、このように自然とヴァイオリンのカーブが形成されていきます。

フォノグラムとは、タッピングトーンを振動数別に聞き取って、共鳴板上にどのように他の場所と連絡しあっているかの精密な情報であるといっても良いでしょう。
協和関係にない異質な部分は「渦まき」として現れます。
ここで異質な部分と言い方はあくまで相対的な言い方で、例えば、音列集合がCメジャーコードの場合と
C#メジャーコードの場合、それぞれは一つの秩序:協和関係を保っている:ですが、
この二つの秩序がぶつかる時、不協和の関係が生まれてしまいます。これが異質の秩序がぶつかるという意味です。その時、渦巻きになってしまうのは、身体のほうが不協和関係に対して緊張を感じてしまうからにほかなりません。
ここが、このフォノグラムという現象理解の最大のポイントになります。


g31.jpg
(この辺の画像はサクサク、パワポで流していく。)

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フォノグラムを利用すればこのように、ヴァイオリンカーブが決まってしまうのです。
それは共鳴板上のタッピングトーンが全ての点で同じにしていくという極限と考えられます。

このタッピングトーンを同じにしていくという操作の極限がホワイトノイズではないかと考えています。
つまり、

ヴァイオリン曲面は、共鳴板の全ての点において同一になるのは、その音響特性がホワイトノイズの時
そのときにかぎる

そしてその時の

フォノグラムの渦はちょうど一つにまとまる。

ということができます。

これを、数理的、物理的に解明することがフォノグラム解析の目的の一つです。

鳴らない楽器というのは、共鳴板のところどころが、異なる音列集合を持っているということになります。
これは、音響的には二つの異なる楽器が、一つの楽器の中にあって、互い違いになっている状態といえるでしょう。全体として大きな統一体にはなっていないということです。
その時、フォノグラムでは渦が一つにまとまらず、複数の渦がある。

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三つの渦:中心がある状態

これは、三つの別の秩序:音響特性の楽器が一つの空間を共有している状態。
全体としては三つの小さな楽器を並べただけで力不足の楽器になります。

つづく





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Comment

 「操作の極限」となっていますが、実際には有限回の操作で、終わってしまいます。ですので、ここで、そのようにホワイトノイズと結びつけてしまうのは、違和感があるように思います。もう少し、フランクな感じで言ったほうがよいのではないでしょうか?
 また、協和・不協和に関してですが、「共感覚」である程度言い換えることができるのではないでしょうか?
  • 2012/05/07 01:08
  • denden
  • URL
ホワイトノイズをむしろ、「操作の極限」で定義したいという思いが、暗に含まれています。
私は、むしろ強調すべきポイントと考えています。
また、数学の極限にしても、実際には有限回のステップをもとに、極限を想起させています。
ホワイトノイズもそれと変わらないものだと思います。
少し、意図がずれているかもしれませんが、
今晩、電話します。

協和、不協和のついての考察が急激に深まりつつあります。
いまは、みだりに「共感覚」という都合の良い言葉の中に押し込めたくない気持ちに変わってきました。
これについても、電話でお話しします。

あと、基本的なプレゼンの編集については、一切従うつもりでおります。
勝手に文章を変更してしまって構わないので、
そうして出来上がったものを再度、検討していくという方向でお願いします。
今日も夜までに続きを書きます。
よろしくです。
  • 2012/05/07 11:56
  • 磐座(イワクラ)のおにょ
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まとめtyaiました【フォノグラム解析 イントロダクション (3)】
さて、実際 フォノグラムを利用しての楽器制作に入ることにします。まず、アウトラインを綺麗に揃えて置きます。(ここでは説明しませんが、アウトラインのタッピングいトーンも全て揃えて置きます。)青のフォノグラムラインは周辺のタッピングトーンを基準にして採った...
  • 2012/05/06 00:38
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