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フォノグラム解析 イントロダクション (2)

やがて、魂柱やブリッジの位置調整だけでは これ以上「音色」に
変化を起こすことが出来ないことに気がつきました。
 
自然と楽器を削る衝動に駆られたわけです。削ったら「音色」はどのように変わるだろう?
フォノグラムはどう変化していくだろう?
音と形の相関関係は?

こうして、実験は次の段階に入りました。

完成した楽器を削るわけにもいきませんので(実際はやりましたが)、市販のヴァイオリン制作キットを購入して
組み上げる前の状態で、フォノグラムを利用することにより、組み上げる前に調整しやすい楽器にしておくということを
試したのです。

kumiagemae.jpg


組み上げる前なので、実際に音を聞きながらの調整はできません。
頼りになるのはフォノグラムの渦は消しておいたほうがよいはずだという
経験的事実だけでした。


ffff.jpg

そうしておけば、組み上げた時にはより少ない調整で、
「音色」を変化させることができると考えたからです。

kkiju.jpg

kkijuffffa.jpg

フォノグラムの「渦」を消すように、共鳴板を削っていくと、図形が対称になっていきました。
全てのパーツをこのようにしてから組み上げればよいと考えました。
実際、組み上げた楽器は調整しやすい楽器になっていました。

が、ここで逆転の発想です。

フォノグラムを利用して楽器を造ってみよう

「音」だけで「形」を決めてみよう。

と思ったわけです。

これがフォノグラム;音図というものが考えられた経緯でした。

実は、ほぼ同時期に、楽器だけでなく、身体の皮膚膜のタッピングトーンを聞いて、
身体のフォノグラムを採ることをはじめました。
自分の体の調整のために必要でした。
私は、両膝を手術しているせいで、毎日調整する必要があるのです。
このことが研究を進める上では幸運な方向に働いたと思います。

200303260002_convert_20110513022957.jpg
身体のフォノグラム、概念図。実際もほぼこの通りです。

やはり、体の調整もフォノグラムの「渦」を消していくと楽になっていくことがわかりました。
そして、東洋医学の経絡や経穴の概念が自然に導き出せることがわかりました。

つづく



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