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座禅とヨガ (膜と骨格の二重構造)  (2)



「釈迦は 宗教家というよりも 偉大な生理学者である。」  フリードリッヒ.ニーチェ



19世紀ドイツの哲学者ニーチェは「フランス人の性格が悪いのは、長すぎるランチのせいで胃が悪いからである。」
と言う一見、決め付けのようなことを言っています。

人間の悩み苦しみを、生理との関係で捉えようとしているわけです。

さて、前回は骨盤の傾斜を如何に正しい位置に持ってくるかと言うことを考えました。
骨格を一時的に正位置に持ってきたとしても、筋肉のアンバランスがそのままであればすぐに骨格も元に戻ってしまうことを話しました。

どうすればいいでしょうか?

一番 能のないやり方は、いつまでも正しい骨盤の位置でい続けるということです。

「座禅」のことです。

重力に逆らわないまっすぐな姿勢を保って、余計な力を抜き続けて、ひたすらその姿勢にあわせて、筋肉がバランスするのを待つわけです。

何年、何十年、、、、、。

体の歪みが消えていけば、心の偏差も消えていきます。


*現代人がこれをすれば社会は成り立ちません。*


釈迦はこれを知っていたようです。      (しかし座禅で悟ったわけではないようです。)
偉大な生理学者だというのもうなずけます。

もう少し積極的に筋肉のアンバランスを解消する方法がないでしょうか?

ヨーガはどうでしょう?
座禅以外にも様々なポーズがあります。
現代風に言えばストレッチですが、呼吸を意識して行うところが違います。

なぜ呼吸をするのか?

腹式呼吸は骨盤に関係する筋肉全てに絡むからです。
呼吸が深くなると言うことは、骨盤で呼吸すると言うこと、すなわち全身で呼吸すると言うことにつながります。
もう少し詳しく言いますと、呼気は骨盤周辺、吸気は肋骨周辺の筋肉が関係しています。
ポーズによって、体の筋力バランスをあえて変化させ、呼吸によってマッサージするわけです。


*呼吸は振動です。
 また、呼吸することにより皮膚の表面積が変化します。皮膚と筋肉の間の関係、
 筋肉と骨の関係が変更を強いられます。

 ポーズが同じでも、呼気の極限と吸気の極限では事情がまったく違うということです。*

これも、基本的には時間がかかります。
なぜなら、どこに筋肉のアンバランスがあるのか解らないからです。
何個か型を丸覚えして、数うちゃあたるという考え方です。

よく左右両方均等にやったほうがいいといいますが、左右均等ならば、やる必要はないのです。
歪みがないのですから。

事情は、さほど座禅と変わらないようです。

歪みの場所を特定し、それを補うような姿勢をどうやって探せばいいでしょうか?

意識的に動かせる身体のファクターは、姿勢の変化、呼吸の変化、皮膚膜の張力、関節のスライド、などです。
これらを利用して、身体の最適バランスを造っていこうと言う訳です。

これらのファクターを利用して、最も効果的にゆがみを補正することができれば
それが、整体治療の基本原理になります。
フォノグラムを利用した整体治療ことを説明するには、まだ前置きがいくつか必要です。
考えの背景にある基礎的なことを、ここで洗いざらい出しておこうと思います。
つぎは「操体法」について説明いたします。

Xk原の平の座禅草sk1khs
(座禅しているような植物?)


つづく

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