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音楽と、粘菌と、フォノグラムと (2)

nakanuki.jpg


共通部分について詳しく見て行きたいと思います。
まず共通部分の存在についてですが、必ず板状に存在するはずです。
板の各点における音列集合は違います。共鳴という現象は一点では起き得ません。二点の近傍同士で起きるものなのです。この辺も各点における音列集合を関数要素として捉える考え方に整合します。

タッピングトーン3



つまり、

各点の近傍における音列集合(無限集合)はそのすぐ隣の近傍における音列集合と何らかの要素が一致する

ということになります。これは常識的に受け入れられる事実だと思われます。

でなければ、どこかの一点をどんなに叩いても音の出ない点が出来てしまうことになります。

板は、板状の各点における異なる音列集合の部分集合を共通部分に持ち、すべての板状の面を
音列集合で被覆している

ということになります。

ここで「各点における音列集合」という言い方を「各点の近傍における音列集合要素」という言い方に代えておきます。

近傍はあくまで二次元と考えることができますから、「音列集合」というものを考える時はこちらのほうが事実を反映しているからです。 *厳密に言うと点を叩いても音は出ません。*

この板の各点の近傍に音列集合要素が対応している空間を「フォノグラム空間」と呼ぶことにします。

フォノグラム空間


これは、一種の関数空間です。

さて、次に実際のフォノグラムとの対応関係を見ていきましょう。

フォノグラムでは、同一の音列集合要素は「直線」や「円」で現れます。
したがって、異質な音列集合要素の共通部分は 必ず何らかの不協和成分を含むはずですから、
必ず「渦」や「波線」として現れるはずです。

フォノグラムは、あくまで身体の生理反応を利用したものですが、それはある共鳴状態にまず同期すると、そこから不協和な関係にある音に対して、身体は強烈な違和感を発生することに起因しています。
不協和領域に筆を走らせると、フォノグラムラインは曲がってしまいます。曲がってしまうのは筆が相対的な不協和領域に入った証拠です。ここが重要なポイントなのですが、わかりにくいのは承知のうえで、先に進みます。再度、議論します。

つまり 共通部分は必ず「渦」や「波」として表現されるということです。



*異なる協和音列集合領域は相対的な関係であることに注意してください。Aから見ればBは不協和領域ですし、Bから見ればAは不協和領域です。
観測者によって物事が違って見えてしまう特殊相対性理論に似ています。
特殊相対論において、不変量は「光速度」でした。
フォノグラムの理論において、私は「ホワイトノイズ」をそれにあたるものと考えています。
「ホワイトノイズ」だけが、全ての異なる協和領域を透過することができるはずです。
この辺も再度議論します*

ddタッピング3

これを板状における「フォノグラム空間」全てにわたって施して筆を走らせ、重ね合わせた図形が
実際の「音図」フォノグラムということになります。

このフォノグラム空間の音列集合要素全てを同一にしていくことが、フォノグラムの楽器制作法ということになります。

タッピング4


この音列集合を合わせていく過程は、音楽そのもの、作曲法や和声の理論そのものであることを説明していきたいと思います。

音列 層

つづく

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