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フォノグラム 物理学からの類推 (2)の1 ~黒体~

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”よい楽器”とは何をもって”よい”とするのか?
何を基準に、その判断をすればよいのか?

フォノグラムによる楽器制作研究を通じて、ある仮説にたどり着きます。

仮説

「よい楽器とは、共鳴版の全ての場所において音響特性がホワイトノイズになっている」



また、この状態は、フォノグラムでは不動点(渦)が一つの状態であることを見てきました。

結晶化したフォノグラム 拡大 中心
(フォノグラムの渦が一つになると、このようなフラクタルな構造ができる。曼荼羅のよう。)


ホワイトノイズとは 全ての周波数(波長)の音を等しく含んでいる状態のことです

このような共鳴版に、何かの「楽音」を入力すればそれに共鳴する「音」が反応する。
すべての「楽音」に対して共鳴版が共鳴を起こせば、それはすごい楽器です。

一般的な事実ですが、低音域がよく鳴る楽器は高音域が出ないし、高音域がよくなる楽器は低音が出ません。
ここを修正することができればどの音にも反応してくれる楽器が造れるわけです。
高音域、低音域、ともによく反応してくれる楽器はまれです。


このホワイトノイズの共鳴版を四苦八苦して造ろうとしているのですが、
「音」を「光」に置き換えて考えますと、「ホワイトノイズの共鳴版」に対応するものが考えられます。

それは「黒体」というものです。

黒体(こくたい、英語:black body、あるいは完全放射体)とは、外部から入射する熱放射など(光・電磁波による)を、あらゆる波長に渡って完全に吸収し、また放出できる物体のこと。完全な意味での黒体(完全黒体)は現実には存在しないと言われているが、ブラックホールなど近似的にそうみなせる物質、物体はある。現在、工業的に作り出された最も黒体に近い物質は、紫外線 (UV-C) から可視光線、遠赤外線(F-IR)200 nm -200 µm までの広い波長域で 99 % の光(電磁波)を吸収するカーボンナノチューブ黒体である。


黒体放射 黒体から放射される光。温度が低いときは赤っぽく、温度が高いほど青白くなる。夜空に輝く星々も青白い星ほど温度が高い。温度はK(ケルビン)で表示。

理想的な黒体放射を現実にもっとも再現するとされる空洞放射が温度のみに依存する、という法則はグスターブ・キルヒホッフにより1859年に発見された。以来、空洞放射のスペクトルを説明する理論が研究され、最終的に1900年にマックス・プランクによりプランク分布が発見されたことで、その理論が完成された。
 (ウィキペディアより)


全ての周波数(波長)の光(電磁波)を含むものが「黒体」

全ての周波数(波長)の音     を含むものが「ホワイトノイズ共鳴板(白体)」



という対応関係になります。

黒体は既にあります。
太陽がそうです。

image.jpg


黒体放射の理論は、先に「黒体」というものがあって、そこから出てくる「放射熱(光)」
を観測することにより、研究が進んでいきましたが、ホワイトノイズの共鳴版(白体と名づける)
は逆に、音を全て含むようなものを構成するための研究ということができるでしょう。

この「光」と「音」、「黒体」と「白体」の対応関係から「何か」が解るかもしれません。

量子力学も初期のころ、古典力学との対応関係を頼りに研究が進められてきたようです。
しばらく、この方向で示唆を進めてみることにしましょう。

フォノグラムは、まだ、既存の科学の枠組みに入るかどうかもわからないものです。
ですが、人類がまだ知らないだけで、このブログがその発見の端緒になるかもしれません。
少なくとも、私はその実在性を疑うことなどできません。(知っているといって終わりにするのは簡単です。)
しかし、万人を説得するだけの物理的 客観的証拠も提示できないのが現状です。

明るく楽しく思考するのは自由です。
 

つづく

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