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クレモナの伝統について

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(ストラディバリウスの故郷クレモナのドゥオーモ。)

イタリアのクレモナといえば ヴァイオリン制作の聖地とされる町として有名です
 『クレモナの伝統的手法』、『クレモナの伝統を受け継ぐ製作者』
など 多くの製作者や楽器商の人々が『クレモナ』を引き合いに出します

私は そういった伝統とはかけ離れた方法で楽器を造っているわけですが
普通の製作者は どんなことを学んでいるのか知りたいとも思うわけです

そんなわけで クレモナについて調べてみたら面白いことが解りました


以下 サイト ヴァイオリン作りの独り言より引用

クレモナは、弦楽器製作と言う言葉が18世紀で楼蘭のようにまったく消え失せた町なのである。
 ところが20世紀にファシスタ政権のベニト ムッソリーニ(イタリアの独裁者は音楽の素養があり
ヴァイオリンを弾いたのだ!)が、イタリア賛美のもとにストラデヴァリ没後200年祭の翌年、
1938年に無理やり弦楽器製作学校をクレモナに設立したのである。
現代のクレモナの名マエストロたちも、たかだか40年前にクレモナの製作学校で、
17~18世紀の製作法をあまり理解していないモダンイタリーの製作者に学んだだけなのである。
日本の輪島塗は室町時代の応永年間から受け継がれている。クレモナには確かに歴史はあったが、
伝統はまったくないのである。
 そして残念な事にムッソリーニの作った製作学校は、
17世紀の職人たちの真髄をまったく理解できていない不知な教官たちによって、
多くのクレモナ弦楽器製作者集団を生み出してしまった。
そして、その何割かの製作者は、何の疑問や罪の意識なしに半完成品や中国製の二スを
塗っていない白木楽器を使用して自作のクレモナ手工ヴァイオリンとして素知らぬ顔をして売っている。
現代の弦楽器にとってクレモナと言う言葉は、まったく意味のない事で、これを頼りに
弦楽器を選択しては、後悔することになる。 真のクレモナの意味を理解していない製作者ほど、
クレモナと言う冠を其処ら中にかぶせたがり、消費者もこれに陶酔する。
 伝統工芸をだめにするのは職人だけのせいではない、商人や消費者の責任もある。


school.jpg


クレモナ製作学校創立当時の学生を教えるマエストロ、カルロ スキャアビ教諭
1943年にコンテとインパロメ二の2人が初めてのクレモナ製作学校の卒業生となる。




クレモナの伝統 そんなものはないということです

従来の製作法を知らないということに少し引け目を感じていましたが
そんな必要はないということがはっきりしました

Antonio_stradivari.jpg
(アントニオー=ストラディヴァリ ヴァイオリンを完成させたとされる人)

「おが屑にまみれて 試行錯誤するしかないんだよ~ 自分で探せ~」

と言ってそうな気がします

自分の学習も踏まえ 従来のヴァイオリン制作研究のことも
ブログの記事ねたにしようと考えていましたが 今回で終わってしまいました




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