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共鳴現象の非可換性について (5)

共鳴現象というものを3種類に分けて考えてきました。
とりわけ「人」がかかわる共鳴現象は「共鳴の非可換性」という概念を用いて、物理学や音響学の
共鳴現象と明確に区別しました。

人の無意識の共鳴というのは、結構な肉体内部の運動を誘発します。
様々な状況に応じて、共鳴状態を無意識に変えていきますから、とてつもなく疲労します。

やはり、「身体のフォノグラム:気」の動きは、肉体と連動していますから、心が運動すれば、それに伴い肉体も疲労します。実は、スポーツなんかよりも体力を消耗したりもします。
「思考」のような心の運動も、立派な肉体の運動なのです。

ここで、肉体のどこかに弱点がある場合、共鳴に際して、うまく変化させることができない場合が起こります。いわゆる「障る」というやつです。

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(楽器;渦が二つある状態、内部で二つの秩序が喧嘩している状態では、周囲と共鳴を起こすのは難しいでしょう。人間も同様に考えることができます。)

「人」が関わる共鳴現象において、その共鳴状態の「記憶素子」にあたるのが、身体のフォノグラム
なのです。
そしてそれは、筋肉の運動を伴います。


ある状態に共鳴した後に、身体のフォノグラムの状態を
共鳴「ゼロ」の状態(完全静止状態)に戻すことができなければ、少しずつ濁った状態に移行するでしょう。筋肉はそのつど疲弊していきますから、肉体を持つ間は、完全に「ゼロ状態」でいることは
不可能でしょう。

これが「人」が関わる共鳴現象が非可換になる理由です。
「記憶素子」が肉体であるため、ある一定以上、その状態をキープしてしまうからなのです。

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(コンピューターのメモリでさえ、うまく初期化できなければ、どんどんバグが溜まってしまう。)

前回にも説明しましたが、この人間の生理反応のおかげで、
音楽における芸術表現が意味を持つことになりますし、
人(生命)と機械を隔てている大きなポイントになっていると思われます。

*(従来の)数学が無機質に感じられる理由もこの辺にあるのではないかと思います。

よい楽器を造るにも、治療技術を高めるにも、まず、肉体を「ゼロ状態」に整えなければなりません。

「ゼロ状態」とは、フォノグラムで「渦」が丹田だけにある状態です。
傷のない「記憶素子」を用意することは、全ての前提になってくるわけです。

この部分(生命体を記憶素子に使っているところ)が、実際の能力の差に現れたり、客観的観測ができない理由でもあります。
しかし、ここまで事態を抑えることができれば、少しは「フェアー」な気がします。
どうでしょうか?

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