FC2ブログ

はじめての方へ (本ブログの内容)

fig1.jpg

楽器製作(ヴァイオリン ヴィオラ、チェロなど)、東洋医学(断食レポートを含む)、
数学を フォノグラムをキーワードに研究しております。フォノグラムとは「音の図形」という意味です。
ストラディヴァリに代表されるヴァイオリンの名器 その製作法は未だ謎に包まれたままであります。 現在のほとんどの製作者は 名器の正確なコピーを造るにとどまり その秘密を探ろうとはしていません。実は ヴァイオリンのあの美しい形は
音が決めた形だったようなのです。 共鳴版の音を全面にわたってそろえると 自然とあの形になってしまうのです。 音がそろっていく過程が フォノグラム(音図)に現れます。また 人間は いわば動く楽器です。 皮膚を叩けば音が出ます 皮膚上の音の分布をフォノグラムで調べます。 すると これが東洋医学にある経絡に一致するようなのです。
過去 数年にわたり 多くの方のお体を診てまいりました。(特に商売としてではありませんが 研究データの取得の意味で。)経絡理論の古典に黄帝大経「素問」というものがありますが フォノグラムこそが経絡の実態であると確信するようになりました。
また フォノグラムを幾何学的に解析していきますと そこには非常に豊富な数学的構造が浮かび上がりました。(はじめに私が興味を持ったのはここでした。)
また いろいろなフォノグラムのパターンを見ていきますと 古代の文様 世界のあらゆる文化に見られる模様 宗教的シンボルなどを髣髴とさせるものが多く見られます。
まるで 古代の人たちは このフォノグラムを知っていたかのようです。
現代人が忘れてしまった人間が本来持っていたはずの能力なのかもしれません。
フォノグラム(音の図形)をキーワードに研究を進めていきますと このように一見まったく関係のないものが 意外なつながりを見せ、新しい知見を得ることができます。
昔から、ヴァイオリン制作研究は科学 芸術 魔法が衝突する「場」であるといわれてきました。まさに“フォノグラム”こそが、この「場」そのものであると思われます。
今年で このフォノグラムという現象に出会って 丸13年になります。 始めは これが何なのか 自分が何をしようとしているのかさえわからない状態で フォノグラムの世界をひたすら泳いでいる状態が続きました。本当に 不思議の国に落ちてしまったアリスのようでした。
gf5.jpg


かつて 人類は夜空(宇宙)を眺めているだけの時代がありました。眺めているだけの星空を はじめて“理解”という形に変えたのがケプラーです。
そうして 人類は “理解”することが出来る領域を広げていきました。これが“科学”です。
フォノグラムの世界も 始めは眺めるだけでした。長いこと観察しているうちに法則性があることに気付きました。 そしてそのような法則をまとめ上げる言葉が必要になってきます。その言葉が“数学”です。ひょっとしたら フォノグラムを記述するための数学はまだ用意されていないかもしれませんし、もうすでに用意されていて気付かないだけかもしれません。 最終的には フォノグラムという現象を 厳密な数学表現にするというのも目標の一つです。ひょっとしたらこのような取り組みから新しい数学が生まれるかもしれません。
ブログを読んでいただけたらお解かりいただけると思いますが、フォノグラム研究は暗に“超能力”を含んでいます。ちまたでは「気」や「オーラ」と呼ばれているものです。(かなり誤解された形ではありますが。)
このような研究は大学の研究機関では歓迎されません。フォノグラムの研究に人生をかけようと思った私は、そのようなところに属さず 独自の道を選びました。
(共同研究者は何人かいます。)   実際 自分でも「これは単なる自分だけの思い込みではないのか?」「なにか幻を視ているだけなのか?」といつも自分自身を疑ってまいりました。
でもこれが 幻ではないことは フォノグラムを利用すれば 美しい楽器が勝手に出来てしまうという事実 怪我や病気を治すことが出来るという事実が証明しています。
またこうした事実を認めますと、「科学」とはなにか?「人間」とは何か?「生きる」とは何か?ということを問い直すことになります。

kansei3.jpg


このブログは 未来の人間の可能性についてのものです。同じことかもしれませんが、現代人が忘れてしまった超古代の知恵です。人間にしか出来ないこと、人間だからこそ出来ることを追及してきた研究の成果であります。
混迷を極める21世紀、いよいよ人類はターニングポイントに差し掛かってきたと思われます。このような変化の時代に一石を投じるべくこのブログをはじめました。不思議の国の旅は まだまだ継続中であります。この旅路から見える風景をお伝えするのがブログ「フォノグラム(音の図形)」です。


FC2 Blog Ranking
スポンサーサイト

何をしようとしているのか?  

huhu.jpg


わたしは、フォノグラムという現象の研究をしてきましたが、決して、楽器製作者になりたいつもりで楽器を造っているわけでもなく、治療家になりたいつもりで、技術を学んだのでもありません。
フォノグラムという現象の 「基本原理の抽出」 という目的のためだけに、それらをものにする必要があっただけです。

簡単に言ってしまえば、「気や経絡の存在証明」を科学的に行いたいという夢を追ったのでした。

そして、私のほとんどの研究時間は、フォノグラムという現象の数学言語への翻訳作業に当てられています。
単なる数学的シュミレーションではなく、事実を真に反映するような体系にしなければ意味がありませんので、
数学体系にする以上に、フォノグラムという現象に対する深い哲学的洞察が要求されます。
しかも、ほとんど手を貸してくれる人はいません。

なぜこんなことにこだわるのか?

フォノグラムの研究を始めたのは20代前半でした。
当時の私は、大学の研究室で人工知能の研究をしていました。
工学的興味からではなく、人間の意識という現象に興味があったからです。
人工知能の研究をしていれば、人間の意識というものに対する知見を開くことが出来るかもしれないと思っていたのです。
そして、チューリングマシンの問題に行き着き、ゲーデル不完全性定理などの理解に夢中になっていました。
数学を真剣に勉強しだしたのもこの頃からでした。
幸運なことに、わたしにはよい教師が近くにいました。
毎日、毎日、数学を追うことで、理性の限界を理解し、その先へはどうしたら行けるのか暗中模索していました。

そんな折、私はこのフォノグラムに出会いました。
それは、まるで理性で捉えることが不可能ではないかと思わすものでした。

だからこそやろうと思ったのです。


「不可能だからこそ信じるに値する」   ゲーテ


若かったわたしは。何でもいいから できそうにないことにチャレンジしてみたかったのです。
本気で人生をぶつけるような生き方をしなければ、当時の私は、急速に老化していったのではないかと思います。
明日はどうなるかわからない状況の中、今日まで研究を進めてこれたこと事態が本当に奇跡だと思います。
生きているという実感を味わうには、こういう生き方以外はないと思っていました。
そして実際その通りだったと思います。

fig16.jpg


わたしは、研究のために大学を去りました。
少なくともわたしにとって大学というところは意味のあるところではありませんでした。
たぶんどこでも同じだと思います。

20代のあの頃と比べると、やはり今の自分は同じではありません。
研究が進むと同時に、それによって自分が育てられたのだと思います。

今は自分がチャレンジしたいという気持ちよりも、人の役に立ちたい、役に立つような研究でなければ意味がない
と心から思うようになりました。
あれだけ大人になることに抵抗感を示していた自分も、
自然と大人になってきているのだと思います。

このような心境になれたことに正直自分でも驚いています。

フォノグラムの研究も人の手に渡らなければ何の意味もありません。
人の手に渡すには、「万人の科学」にする必要があるのです。

Ocarina____________country_road.jpg



論文発表 予稿

いよいよ、フォノグラムの研究を世に問う運びとなりました。
思い起こせば15年近くの歳月をこの研究のためだけに割いたわけです。
正しいことは全て初めから解っていたのですが、
人がわかる言葉で説明することがなかなか出来ませんでした。
そこには、新しい概念の創造が必要でした。
そして、来る日も来る日もおが屑にまみれながら、抽象思考の海の中を深く深く潜る必要がありました。

先日、長年 苦楽を共にした共同研究者が世を去りました。
彼の死と共に、私の一部も死んでしまったかのようでした。

もうやめてしまおう。もう十分だ。

一時はそう思いました。
私は研究を引き継ぎ、継続する道を選びました。
人類がまだ知りえていないことをこの研究は掴んでいるからです。

これは、学会発表のための予稿です。
能力のことを触れずに学術論文にするのは至難の業です。
これに15年かかってしまったといっても良いくらいです。

A4 2枚の予稿なので、総論のようなものですが、
内容は衝撃的なものになっていると思います。

これを基に本論文(A4×10枚)を書いていきます。
書けた時点でブログにUPしたいと思います。





フォノグラム解析
小野田智之  所属  住所  e-mailアドレス
広国 善紀  所属  住所  e-mailアドレス

Phonogram Analysis
Tomoyuki Onoda 所属機関名 住所 (英語表記)
Yoshinori Hirokuni 所属機関名 住所 (英語表記)

Abstract: ストラディバリに代表されるヴァイオリンの名器,その製作法は未だ謎に包まれたままである[1].その秘密の鍵は「音が造る形」の研究,フォノグラム解析にあると予想される.フォノグラムとは,同じタッピングトーンをプロットした時に現れる図形である.フォノグラムを用いることにより,共鳴板上の全ての点におけるタッピングトーンを同一の音響スペクトルになるように成形していく.そうして出来た形が「音の造る形」である.音を合わせて削っていけば,ヴァイオリンの形が自然と浮き上がる.またフォノグラムはクラドニ図形をその部分集合として含むことや,その幾何学的特長から,数理解析的な手法が導入可能である.またフォノグラムを用いれば,東洋医学における経絡や経穴などの概念をより統一的な観点から説明できる可能性があることがわかる.

Stradivarius is well known as the old masterpiece, but its process of manufacture still remains a mystery.
It is assumed that the Phonogram analysis may be a key to clarify the process of manufacturing Stradivarius.
The Phonogram refers to the figure which appears when plotting the data of the tapping tone.
The phonogram plays a significant role in integrating the tapping tone on each part of the sounding board into an identical acoustic spectrum; it may also be referred to as “an acoustic figure”.
Therefore, violins are manufactured in its shape for the purpose of equalizing tone.
As the phonogram contains a subset of Chladni figure and characteristics of geometry, it is possible to adopt the concept of phonogram into the method of analytical mathematics.
In the similar vein, the concept of phonogram may also be applied to meridian as well as other fields of Eastern medicine.

Keyword: Phonogram, Chladni figure, Violin making, 東洋医学,Complex Analysis,音の対称性


1. 音と形
物を叩くと音が出ます.その時出る音というのは,ドとかレといった単音ではなく,複数の音が混ざった状態で聞こえます.その複数の音には最もよく聞こえる振動数の音が存在します.そこで,そのような音を一つ代表の音として選び,同じ音のする場所をプロットしていきます.この操作を共鳴板の全ての場所に施すと,図1のような図形が現れます.このような各場所のタッピングトーンの代表音をつなげてできた図形を「音図」という意味でフォノグラムと呼ぶことにします.

fig1_20120120213320.jpgf1-2.jpg
図1 phonogram                               図2 特徴的な図形パターン

フォノグラムは,タッピングトーンさえ取れればどのようなものからでも書き取ることができ,いろいろな幾何学的パターンをとります.しかし,フォノグラム図形には共通した特徴があります.それは対数螺旋のような渦巻き模様です(図2).この渦巻きを消していくように共鳴板を削っていくと,自然とヴァイオリンの局面が現れます.その時のフォノグラム図形は,直線や円などのパターンに移行します.板切れから共鳴板に変わった時のフォノグラムのパターンの一つが図3です.これはクラドニモードと一致します.従って,削るという操作がフォノグラムの渦を消していく操作に一致するということがわかり,フォノグラムの図形変化と共鳴板の形状の変化が一対一に対応する事がわかります.以上により,フォノグラム図形を整えるようにするということは,共鳴板の音を合わせていくことに対応し,その結果,共鳴板の形状が一意的に決まってしまうことが結論されます.

gf5.jpg,,,
図3 成形後の共鳴板とそのphomogram

また,これはヴァイオリンに限った話ではなく,人体に関しても同様に適用することができます.人体における皮膚膜を一つの大きな膜と見なせば,楽器として考えることができ,フォノグラムを採ることが可能です.人体のフォノグラムは,東洋医学における経絡の概念に相当すると思われます.いままで実態が明らかにされてこなかった「気」の概念も,フォノグラム解析により,科学的な説明が可能となります[2].
以上により,音と形の関係は,フォノグラムを用いれば双対の関係にあり,音の情報に基づく新しい科学を構成することが可能であると予想されます.

2.フォノグラムの数理 (音の対称性)
フォノグラムの図形パターンを見ますと,複素関数論の幾何学的パターンと非常に類似していることがわかります.最も,特徴的なパターンである渦巻き模様は,真性特異点を持つような関数のグラフと同じ形をしています.また,音が揃った図形パターンには,シュタイナーの円や,クラドニ図形と同様なパターンが見られます[3].
クラドニ図形は膜の振動に対する幾何学的パターンであり,フォノグラムの特別なパターンとしてクラドニ図形を見なせば,より一般的なクラドニ図形として,フォノグラムを位置づけることができます.そして,最も特徴的なのが自己相似性(フラクタル性)です.さらに,音を合わせて削るという操作は,関数要素の解析接続にあたり,渦を消す操作は特異点除去に当たります[4].また,この場合の関数要素はフーリエ級数と同じです.
 フォノグラムが数学概念とうまく対応しているという事実は,その背後に何らかの対称性が潜んでいることが予想されます.その対称性とは「音の対称性」です.フォノグラム解析の目的の一つがこの「音の対称性」を明らかにすることです.

3.終わりに
 まず,楽器に関してフォノグラムを用いてえられる結果は,「音の対称性」が最も高い状態がホワイトノイズであり,その状態で実現された共鳴板が名器になる可能性があるということです.従って,楽器製作技術とフォノグラムを正確に書く(音を聞き分ける能力)という技術は,同じである事がいえます.これは,ストラディバリのような名器を作るための科学的根拠を与えるものになります.また,人体におけるフォノグラムは東洋医学の経絡の概念に当たることから,今まで対処療法的な説明しかなされてきていない経絡理論を,統一的な観点から作り直すことを可能にします.ヴァイオリンの共鳴の原理と人体の整体の原理が,フォノグラム解析により,同じ数理的基礎を持つという発見につながり,今までの科学の適応限界を大いに広げるものであると考えられます.
参考文献
[1]楽器の科学           C.M.ハッチスン  日経サイエンス社
[2]黄帝内経 「素問」「霊枢」    池田政一      医道の日本社
[3]複素解析            L.V.アルフォルス  現代数学社
[4]リーマン面           H.ワイル      岩波書店


はじめての方へ *本ブログの内容説明



にほんブログ村 科学ブログへ
にほんブログ村
クリック お願いします